施術内容
加齢に伴いこめかみと頬がこけてくると老けた印象を与えます。こめかみをふくらませる最も効果的な方法は、シリコン・プレートを挿入する方法です。窪みを計測してデザインしたシリコン・プレートを、挿入します。骨膜の下に挿入しますので、プレートが動いたり段差ができたりする心配はありません。骨膜下に挿入しますので手で触れてもプロテーゼの存在が分りません。昔の若々しさを自然に取り戻せる非常に効果的な手術です。
お勧めの方
・こめかみを膨らませたい方
・老けて見える人相を若々しくしたい方
・頬骨を目立たなくしたい方
こめかみ形成術
中・高年女性、特にやせている方の特徴は、こめかみと頬がこけ、頬骨弓が張り出してきます。これは貧相で、きつい印象を与えます。
これらの治療法として、ひとつは頬骨(弓)のふくらみを骨削りによって改善する方法と、逆にくぼんだこめかみ、頬をふくらませる方法とがあります。
ここではこめかみをふくらませて若々しさを取り戻す方法について述べます。こめかみを増大する材料として
1)シリコン・インプラント
2)ハイドロキシ・アパタイト
3)脂肪注入
4)ヒアルロン酸注入
5)PPP注入
などが挙げられます。
こめかみは脂肪注入では吸収が強く、改善が難しいとお考えください。またヒアルロン酸、PPPはいずれも一時的効果にとどまりますが、こちらは他の項で説明いたします。
そこで1)、2)に関してそれぞれの適応を説明してまいります。
シリコン・インプラント挿入
手術前にこめかみの陥没部分をマーキングし、その大きさ、深さを計測します。側頭毛髪内に約2cmの切開をし、挿入予定部まで骨膜下に剥離します。そこでデザインされたシリコン・プレートを骨膜下に挿入する方法です。この方法で、プレートが動いたり段差ができる心配はありません。
手術は左右で約40分程度で終了します。昔の若々しさを自然に取り戻せる非常に効果的な手術です。
一方、欠点としては患者様各々でその陥凹の範囲、程度は異なり、市販のシリコン・プレートは大きさが数種類に限定されているため、適合に難があることです。陥凹をおよそ平坦にすることは出来るのですが、細部にわたって細かい調節が出来ないため、その部分では限界があるということです。
ハイドロキシアパタイト注入
側頭毛髪内に1cmの切開をして、こめかみ陥凹部位を、骨膜下に剥離します。そこで細い注入針で、ハイドロキシアパタイトを注入していきます。アパタイトは注入時はジェル状ですが、5~8分程度で固まってきます。最終r的には骨の硬さで、骨に親和します。適量のアパタイトを適正な部位に入れることが最も優れたこめかみ形成術となります。というのもアパタイトはシリコンプレートと異なり、患者様のこめかみの状態に自由に適合させることが出来るからです。
但し技術的にはアパタイト手技に慣れていないと、適正な量の注入は決して簡単でありません。万が一、過剰に注入された場合にはその後の修正には難渋します。したがって輪郭形成に精通した医師に施術してもらう必要があります。
POINT
一人一人の窪みを計測しインプラントをデザインしますので、自然な形態になります。
インプラントは最も安定する骨膜下に挿入しますので、安定して動きません。
頭髪内を約2センチ切開するだけですので、傷が見えません。
増大(シリコン)の特徴
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施術時間
約90分
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麻酔
静脈麻酔/局所麻酔
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腫れ具合
★★☆☆☆
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ダウンタイム
約1週間
患部に2~3日間テープ固定。
抜糸 10~14日目
料金表
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増大(シリコン)
550,000円〜 ※2019年10月からの税込料金です。